育児と仕事と…時々家事と。

長男13歳、長女10歳、次男6歳と主人の5人家族です。仕事に育児に追われる中での出来事や感じたことを綴っていきます。

多分人生の中でこれ程心から訴えたことは初めてでした

季節らしい冷え込みの日が続き

今日は少しだけホッと出来るような

寒さの緩みを感じました。

 

 

ここのところ

子ども達の体調も落ち着いており

油断している状態ですが

 

インフルエンザの情報もチラホラと出てきていて

季節が季節だけに安心してはいけませんね。

 

 

 

 

そして…

卵巣がん闘病中の母も

あまり良くない状態です。

 

 

幾らちゃんと治療してくれと頼んでも

絶対に病院に行かなかった母でしたが

 

いよいよ腹水が溜まって苦しくなり

私が以前調べた漢方薬を処方してくれる先生に相談したそうです。

 

 

漢方薬を処方するにあたり

そちらの先生から血液検査の結果だけは

送って欲しいと言われて

近くのクリニックに行って調べてもらったそうです。

 

 

その結果を送って

漢方薬を処方してもらったという話を

電話で聞いた私でしたが

 

 

とても気になったのは

血液検査をしてもらったクリニックで

「腹膜炎を起こしている」

と言われたというところでした。

 

 

 

どうしても気になった私は

ネットで調べたがん治療専門の先生に

電話で相談してみました。

 

 

 

がんからくる腹膜炎は「腹膜腫」と言い

転移のひとつだということを知りました。

 

 

そして

漢方薬も有効かもしれないが

そこまで腹水が溜まっている状態だと

 

漢方薬の前に一度

腹水を抜いて

悪い成分だけを取り除き

体に必要なタンパク質などをまたお腹に戻すということを直ぐにしなければならないということでした。

 

 

 

すぐに電話して

その旨を母に伝えたのですが

やはり「すぐには無理だ」とか「お金がかかる」だとかで

返事を渋るのでした。

 

 

話をはぐらかす母に

私は「ちゃんとやってよね。皆んなそう思ってる。辛くなる姿を見たくないって、どんな形でも生きてて欲しいって、思ってるんだよ。」

と言いました。

 

 

それは病気が見つかってから

何ヶ月も何ヶ月も思っていた気持ちの全てでした。

 

 

「ちゃんとやってよ、ちゃんと治してよ。」

と電話口で泣きながら繰り返す私は

 

まるっきり

母がいないと何も出来ない幼い娘の姿だったと思います。

 

 

そして母は

「わかったよ、わかった‥」と約束してくれました。

 

 

多分

母の身体の状態は

あまり良いものではないと思っています。

 

 

でもほんの少しでも

自分の為でなくてもいいから

何とか治さないとと決めてくれれば

今までよりは

いい方向に向かってくれる気がしています。

 

 

 

そして

何度もみた夢のように

元気に動けるようになると信じているのです。