育児と仕事と…時々家事と。

長男13歳、長女10歳、次男6歳と主人の5人家族です。仕事に育児に追われる中での出来事や感じたことを綴っていきます。

お金があれば裕福なのか…それでもお金が必要だ

昨日小学校の運動会が終わりました。

 

 

天候にも恵まれ

新しい校庭になって初めての運動会が

大成功だったことで

子ども達も満足しています。

 

 

朝は寒かったのですが

午後からは日差しが出て暑いくらいになりました。

 

 

昨夜は

日焼けで真っ赤になった肌を冷やしながら

眠りにつきました。

 

 

http://sakiiro.hatenablog.com/entry/2018/02/22/234443

とあるお客様ご夫婦…

ではなく

一人きりになってしまわれたご主人です。

 

 

奥様を亡くされて

少しの間は

本当に気落ちしてしまっていたご主人でしたが

 

 

近頃は

積極的に外に出て

お散歩したり、庭の草むしりをしたり

声にも張りが出て

生き生きとした表情を見せて下さるようになりました。

 

 

ご自宅から

歩いて数分のところに

奥様のお墓を置いて

私も時々お墓参りにご一緒させて頂いています。

 

 

あんなに

生きる希望を亡くされてしまっていたご主人の

笑顔が見られることを

とても嬉しく思っています。

 

 

ただ

ここまでくるのに

沢山の眠れぬ夜を過ごし

押し寄せる後悔の念から逃れられず

沢山涙を流し

苦しみ抜いて

乗り越えられたのだろうと思うと

その笑顔も以前とは全く別のもののように思える事も事実です。

 

 

親戚の方と一緒に会社を経営している立場であるので

実際に仕事をしていなくても

それなりの収入があるというご主人。

 

 

「お金なんかあったって、何にもならないよ。」

 

 

奥様が生きておられる頃は

出掛けては

買い物やパチンコで月に何十万円と使われていたそうです。

 

 

それを咎めていたこともあるご主人でしたが

 

 

「使ってくれる人がいてくれた方が良かった。」

と寂しそうです。

 

 

 

その姿を見て

ふと私の両親のことを思い出しました。

 

 

どこか

このお客様ご夫婦と私の両親は

似ているのです。

 

 

私の母もお客様の奥様も

自分の良いと思ったものには

糸目をつけないタイプと言いますか…。

 

 

そして

文句も言わずにそれを見守る

私の父とお客様ご主人。

 

 

 

そうか…

 

 

私の父も

ご主人と同じように

愛する人が使って喜んでくれるなら良いと

思っているんだな。

 

 

 

 

そして

裕福な生活を送っていながら尚

あわよくば稼いでやろうという野心家の

私の母と奥様。

 

 

私の母は先日

都内に引っ越した私に

西銀座チャンスセンターの一番窓口で

サマージャンボを買って来てくれと言ってきました。

 

 

 

…いつか本当に当てそうで恐いです。

 

 

 

 

私に置き換えても同じ。

 

 

子ども達に使うお金は沢山欲しいです。

 

 

でも自分に使うお金は

食うに困らない程度にあればいい。

 

 

…というか

子ども達が居ないのなら

自分の存在すら忘れてしまいそうなのです。

 

 

もう

自分の為だけに生きるということが

出来なくなっている自分に気付かされました。

 

 

 

きっとご主人も同じ。

 

 

 

だから私は繰り返し

思い出してもらおうと言うのです。

 

 

「奥様はご主人が元気に笑顔で過ごされ、人生を全うすることを望んでおられましたよ。」

 

 

 

そしてご主人は

奥様がそれを望むのならと

頑張って笑顔を取り戻せたのです。

 

 

全ては奥様の為ですね。