育児と仕事と…時々家事と。

長男13歳、長女10歳、次男6歳と主人の5人家族です。仕事に育児に追われる中での出来事や感じたことを綴っていきます。

とあるお客様の笑顔の裏の寂しさ

暑いですね。




この地域は

雷や雨雲も避けて通るのでしょうか。




昨日も

夕立ちの予報が出ていたのに

結果的に一滴も降らず。




夕立ちのお陰で

少し気温が下がるのを期待していたんですが…(汗)








普段

私の昼食は仕事が終えてからの

14時半頃になってしまっています。




それが最近では

金曜日のみ

正午にバランスの良い

美味しい昼食を摂ることが出来ています。




とあるお客様宅にて

ご馳走してもらえているのです。




このお客様

昨年12月に担当になってから

徐々に徐々に

距離を近付けてきました…




私が、ではなく

お客様の方から、です。




引き継ぎの時に

このお客様

仲良くなると昼食をご馳走してくれるから

と聞いてはいたのですが。




半年かけて

徐々に仲良くなり

わざわざ私が伺う時間に合わせて

ご飯を炊いて

おかずを用意して下さるように。







先週は

少しお伺いする時間が遅れてしまうと


「今日は来ないのかと思ったよ。

一人寂しくお昼ご飯食べるのかと思ったよ。」

と安堵の表情。




そして

炊きたてのご飯と

焼き魚とゆで卵、

野菜のピクルスを

お腹いっぱいご馳走になりました。




お客様の用意して下さる昼食は

本当に美味しくて

ペロリと平らげてしまう私を見て

満足そうに

「よかったよ、来てくれて。

一人で寂しく食べるところだった。」

と目を細めるのです。




お客様は70代の女性で

5年ほど前にご主人を亡くされたから

お一人暮らしです。




ご主人が健在の頃は

食べるのが大好きなご主人の為に

毎食自慢の腕を振るっていたそうです。




「うちのお父さんは…」

と毎回ご主人のお話が出てくるので


ご主人の事が

本当に大好きなんだな

というのが良く伝わってきます。




それと同時に

ご主人を亡くされて

食事を一人で摂ることを

とても寂しく思われていることも…。




このお客様宅には

毎回平均一時間程お邪魔させて頂くようになっています。




その間

お客様はずっとお話されるわけでもなく


ただ一緒にお茶を飲みながらテレビを観て

時々話題を振られてお話しし笑い

そしてお昼ご飯を食べる。



そして最後に

商品を購入されて

丁寧に見送られて帰ってくるのです。

(必ずお茶菓子を持たせてくれます。)




一体

どっちがお客様だと言われそうな

お仕事です。




でも

このお客様

どんな人にもおもてなしを

という精神の持ち主で

それが当たり前だと言うのです。




そんなおもてなしスピリットに

最初は戸惑いましたが


このお客様の場合

それを喜んで受ける事で

顧客満足に繋がるのが分かったので




今週も

喜んでお昼ご飯をご馳走になろうと思っています。





というより

先週の

「今度は得意料理のチヂミを作って待ってるよ。」

という言葉に


個人的にとても楽しみにしちゃっているだけなのですが。